Tillandsia xiphoides
- 南米の比較的高緯度の地域に分布するティランジアです。したがって比較的低温には強いようです。また、ある程度の低温にさらされないと開花しないという話もあります。xiphosとは古代ギリシャ軍が用いた両刃の片手剣のことです。日本ではクシフォイデスと呼ばれていますが、英語読みではジフォイデスと呼ばれているようです。
Tillandsia xiphoides var. xiphoides
- 白い豪華な花弁の美しいティランジアです。この種は花に香りがあることが知られていますが、筆者の感想では柑橘系+ショウガの様な匂いかなと思いましたが如何でしょう?ボリビアからブラジル南部、アルゼンチン北部に分布します。標高700〜2600mと、比較的標高の高い乾燥した環境で樹着生or岩着生しているようです。
Tillandsia xiphoides var. tafiensis
- 最初にアルゼンチンのタフィで発見されたことからタフィエンシス(タフィ産の意)と名付けられた変種です。基本変種とはトリコームの形状と花弁の色(紫)が異なります。アルゼンチン北西部に分布し、標高2000〜3000mに樹着生しています。いわゆる高山種だからでしょうか、基本変種に比べやや暑がるようです。
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