Tillandsia stellifera
かつては極小サイズのテクトルムとされていた植物です。また、T. tectorum var. brachyphyllaと呼ばれたこともあります。しかし、花序の形状や何よりもその形態自体がテクトルムとは違いますので新種として名前を与えられました。葉の長さは大きなものでも2cm程度と非常に小型で、自生地では数百本が群生してクッション状の塊を形成しています。自生地はペルーのアンカシュにあるサンマルコス近郊です。標高2700〜300mの崖に群生しています。
小型で標高の高い場所に自生していますので、暑さに弱くデリケートとの情報を得ていたのですが、筆者宅の温室でも問題なく夏を越しました。
小枝にくっつけて温室内で最も明るく、風通しのよい場所にぶら下げていました。また、乾燥しすぎないように極細タイプのウスネオイデスを周りに絡みつかせてみました。これが必要かどうかはわかりませんがとりあえずうまく行ったようです。
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