黄緑色の花弁が特徴的なティランジアです。原産地はメキシコから西インド諸島、コロンビア、べネズエラにかけての標高1800m以下の地域で、樹着生しているようです。
参考文献: FLORA NEOTOROPICA No14 Part2 Tillandsioideae
Tillandsia schiedeana "Major"
Tillandsia schiedeana "yellow bract clone"
2010年にメキシコのオアハカ州を訪れた際に採集したシーデアナです。大きなジャカランダの木にたくさんのシーデアナのクランプが着生していました。ほとんどが赤い花序をつけていましたが、その中のいくつかが黄色の花序をあげていました。葉の形状も寸詰まりで、色も濃く通常のシーデアナとはずいぶん違う印象を受けました。
自生地の様子
メキシコ、オアハカ州
↑ジャカランダの木に着生する赤い花序の株
↑同じ木に見られた黄色い花序のクランプ
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