Tillandsia fasciculata x ionantha
ファシクラータとイオナンタは分布も広く、しばしば同じ場所で見られるため自然雑種もいろいろな場所で見つかるようです。New Tillandsia Handbookには滝沢氏の採集したベラクルス産の個体が紹介されています。また同書ではionantha x fasciculataとなっていますが、FCBSのデータベースではイオナンタは花粉側の親となっています。種子x花粉で表記するのが一般的と思われますのでこのページではfasciculata x ionanthaと記載しています。
Tillandsia x nidus
1983年にラウー氏とリーマン氏によって新種として記載されましたが、現在ではファシクラータとイオナンタの自然交配種と考えられています。メキシコ産とされているのみで詳しい採集地は公開されていないようです。
写真の株は入手したばかりのまだ小さな未成熟株です。
Tillandsia ' El Camaron '
イオナンタ変種ストリクタの記載地、メキシコはオアハカ州のエル・カマロンで発見されたファシクラータとの交配種です。当然、交配親は変種ストリクタです。
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