上に向かって反り返る姿が特徴的なティランジアです。花弁の色は薄紫、ブラクトは渋いオレンジ色で派手さはありませんが落ち着いた色合いを見せてくれます。原産地はブラジル、リオデジャネイロ西方にあるカボ・フリオ近郊や、カボ島の丘陵地帯で、地面は砂ばかりの荒れ地だそうです。以前はT.tenuifolia var surinamensisのシノニムとされていたようですが、よりT.strictaに近い新種の植物として記載されたようです。
Tillandsia neglecta ' Rubra ' (T's tropical select)
現在、赤味の強い個体群がルブラとして販売されています。写真の株はルブラとして採集された自然採集個体の中から特に赤味の強いものを選別した個体です。
参考文献:F.OLIVA-ESTEVE,BROMERIADS FLORA NEOTOROPICA No14 Part2 Tillandsioideae
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