Tillandsia montana
以前、本種の名前でT.テヌイフォリア var. ストロビリフォリウスと思われるピンクの花序に白い花が咲くティランジアが流通していたこともあり、なかなか本物に出会えることのないティランジアです。写真の株は筆者がRainforest
Floraで見つけて輸入したものです。明らかにテヌイフォリアとは雰囲気が違いますので期待していたのですが、2011年4月に開花しました。花序は最初グリーンで、成熟に伴いうっすらピンクに変化します。最初から花序に色がついているテヌイフォリアよりはストリクタに近い印象を受けます。花弁はブルーで、フローラネオトロピカの記載内容とも一致します。この個体は、おそらくモンタナでよいのだと思います。
自生地はブラジル南部の比較的標高の低い地域で、熱帯雨林内に着生しています。
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