Tillandsia mauryana
メキシコ産緑花ティランジアの代表ともいえるティランジアではないでしょうか。ワシントン条約で取引の規制されている種でもあります。自生地はメキシコのイダルゴ州パチューカ近郊で、岩壁に着生しているようです。比較的明るい環境と風通しを好むようです。
Tillandsia mauryana forma secundifolia(?)
モーリアナの一方向に強く屈曲するタイプです。この名前でドイツから輸入したのですが、明らかに形質の違う株が二つ届きました。(笑)
葉が多肉質で花序が長く伸びるタイプと、葉が扁平で通常のモーリアナによく似たタイプです。多肉質のタイプはなんだか別種っぽいと思ったので海外の友人の勧めもあって花序を解剖してみました。結論から言うと花序の形状からはモーリアナであるということしかわかりませんでした。さてこいつらは何なんでしょうね???
↑葉が扁平なタイプ | ↑多肉質タイプ |
↑両者の葉の断面。下のほうが多肉質。 |
↑多肉質タイプの花序。解剖してみます。 | |
↑ブラクトや花弁の形状や大きさはモーリアナの特徴を示しています。 |
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