園芸店でよく見かける普及種ですが、すらりとのびた葉がとても涼しげな印象を与えます。コーディネイトを工夫すればインテリアプランツとしても優秀です。成長も比較的遅いようで、冬に花序をあげはじめ、開花したのは半年後の初夏でした。原産地はメキシコからボリビアにまたがり、低地から標高2500mにまで分布する強健種です。樹上に着生、または地生しています。
|
|
全体像です。草丈30センチほどです。 | ↑あまり派手ではありませんが、次々と開花ししばらく楽しめます。 |
↑自生地での様子。メキシコ・オアハカ州
Tillandsia juncea White flower form
いわゆるアルバ個体で清楚な白い花を咲かせます。
Tillandsia juncea (juncifolia form)
ジュンシフォリアは現在ジュンセアのシノニムとされていますが、やや形質的には異なるようです。小型でトリコームが少なく、ストロンを長く伸ばします。花序では一般的なジュンセアよりスパイクが少ないようです。グアテマラの業者が主にジュンシフォリアの名前を使うようですので、グアテマラ産のクローンではないかと思います。
Copyright(C). Ichiro Ueno. all right reserved.