“チランドシア”や“ハナアナナス”などの商品名で園芸店で売られているティランジアです。最もよく見かけるティランジアではないでしょうか。比較的水分を好み、この仲間の中では根の機能が発達しているため普通の鉢花と同じ扱いで良くできます。普及種であるため、愛好家の間でもあまり話題になることはありませんが、非常に美しい花を咲かせます。ティランジアのようにコレクション性の高いジャンルの常ですが、珍種や希少種に人気が集中し、こういった普及種をおざなりにする傾向が見られます。しかし、珍種や希少種と言ったものも所詮種類は限られているわけで、いつかは終わりが来ます。一時のブームで終わってしまう可能性があるわけで、ただでさえ稀少な種を消費するだけになってしまうかもしれません。普及種をじっくり育てて、その美しさを最大限に引き出すことも趣味本来の姿であるような気がします。
まあ、とは言っても、おいらも珍種は好きですけどね（笑）。
原産地はエクアドルからペルーにかけた低海抜地域の林内です。
Masseyさんからの分譲株です。中斑の美しい株です。花も美しいのですが、未開花状態でもロゼットの中心付近が臙脂色に染まり美しい姿を見せてくれます。
 |
 |
Tillandsia cyanea white fiower clone
Copyright(C). Ichiro Ueno. all right reserved.