ティランジアのなかで最も奇妙な形をしているのがこのブルボーサではないでしょうか。まるで怪しい宇宙生物のようです。うちでは一番の古株ですが、なかなか大きくなってくれません。
トリコームの多い種類に比べて湿度を要求するようです。マングローブに着生することが知られていますので、高温高湿度を好みます。また小型のものほどこの傾向が強いようです。分布域も広く、メキシコから西インド諸島、エクアドル、ブラジル北部におよび、海抜0〜1350mの林内に着生します。
参考文献: FLORA NEOTOROPICA No14 Part2 Tillandsioideae
Tillandsia bulbosa
日本で最も普及していると思われるたゆみま社が販売しているクローンです。
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Tillandsia bulbosa Red Form
トロピフローラ社から輸入したレッドフォームというクローンです。グアテマラ産とのことで、上のたゆみま社が販売しているものと同じものかもしれません。
大型になる系統のブルボーサで、特に赤みの強くなる系統です。大型のタイプは小型のものよりも乾燥に強い傾向が見られます。
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