Tillandsia boliviensis
(T. lorentziana "Argentea")
ローレンツィアナに近縁な植物です。ローレンツィアナの仲間は変異に富んでいるため、研究者の間では「そもそもボリビエンシスとは何ぞや?」という議論があります。写真の株は、1970年代に今は亡きウェルナークラウスピーというナーセリーから熱川バナナワニ園にもたらされ、連綿と受け継がれてきた株から株分けされたものです。New Tillandosia HandbookにはT. lorentziana "Argentea"として紹介されていますが、学術的には存在しない名前のようです。デレク・ブッチャー氏によれば、この植物はボリビエンシスと考えるのが妥当とのことですので、筆者はボリビエンシスとして扱っています。
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