or=#3f3f3f width="100%">
今回の最大の目標であるベタ・ミニオピンナをもとめて悪路を進む。いつ雨が降り出すかわからない状況なので、半日かけて四駆を調達しやっと見つけだした。やっぱり今回も車のトラブル発生!副変速機のギアが入らなくなって立ち往生、お次はバッテリーがあがってしまった。今回初めてディーゼル車の押しがけを経験しました。もー大変。
四駆に揺られながら、しばらく進むと怪しげなブラックウォーターの流れる湿地帯を発見!見ると、ウオーターローンやホシクサが大量に生えている。試しに網を入れてみると、非常に美しいラスボラ・アインソベニイと、プンテウス・ペンタゾナが網に入ってきた。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
「ここはいける!」そう判断した僕は湿地帯を横切って、水源の森に突入した。案の定森の中には木々の根元に水たまりが点在している。はやる気持ちを抑えつつ、水たまりの底の落ち葉ごと網ですくい上げる。何回同じことを繰り返したであろうか、網の中の落ち葉をかき回す僕の目の隅に、ゴミとは違うぬめりとした輝きの小さな物が見えた。あれ、今のは?急いで大きなゴミをかき出し、ゴミの中に目を凝らす。
「いた!」わずか1.5センチほどだが間違いなくコッキーナ系のベタだ。ついに目的の魚を見つけたのだ。しかし、生息密度が非常に薄いようだ。さんざんさがして10匹ほどがやっとだった。
実際に採集してみて思ったのだが、この手のベタの大量捕獲ははっきり言って無理である。大量に輸入されてくる赤ベタの裏には、輸入業者の必死の努力か、反対になりふりかまわぬ行為のどちらかがあるのだろう。前者であることを祈りたい。
|
|
|
|
|
|
Copyright(C). Ichiro Ueno. all right reserved.