Aechmea nudicaulis
非常に分布域が広く(メキシコから西インド諸島、南米北西部まで)、さまざまな亜種が知られています。また地域変異なども多数知られており、非常にコレクション性の高い植物です。
↑おそらく基本変種と思われるヌディカウリスです。
Aechmea nudicaulis var. capitata 'Red Banded'(BAB233)
2009年にトロピフローラから購入しました。カタログにはAechmea nudicauris 'Red'と記載されていますが、ラベルには上記のように記載されています。標本番号は同じなので、誤発送ではないようです。
ウォーリー・バーグ氏とジョン・アンダーソン氏によってブラジルで採集されたクローンです。
Aechmea nudicaulis var. plurifolia
明るいグリーンの葉に黒い棘と臙脂色のコントラストが美しいヌディカウリスです。リオデジャネイロ州のSepetiba湾 Ilha Seri Pestanaが原産地です。
Aechmea nudicaulis 'La Tigra'
葉の付け根付近に白いワックスバンドが現れ、強光下では真っ赤に染まります。コスタリカ産のクローンです。La Tigraとはコスタリカの採集地名です。
↑咲き始め
↑咲き終わり
Aechmea nudicaulis 'Parati'
リオデジャネイロ州のパラチ近郊で採集された系統です。細かなワックスバンドが美しい、ヌディカウリスを代表する品種といえるのではないでしょうか。ブラクトは半透明のオレンジ色です。
Aechmea nudicaulis ‘Silver Streak’
ワックスバンドの白さが際立つ品種です。最も美しいヌディカウリスと評されることもあるようです。
Copyright(C). Ichiro Ueno. all right reserved.