東南亜細亜掬魚紀行外伝
植物漫遊記


ボルネオ紀行2005

Cryptocoryne auriculata

ここも前回は豪雨で写真を撮ることができなかったポイントです。川岸の泥の中に群落を見ることができますが、現在確認できているポイントはここしかないため、非常に貴重なクリプトコリネです。このポイントから帰る途中、伐採した木が道路をふさいでしまって前に進めなくなってしまいました。しばらく様子を見ていましたが、現地の人たちだけではどうにもならない様ですので、木の解体を手伝うことになりました。実際に作業をしてみると、一本の大木ですが、数種類のツタがからみつき、シロアリや様々な昆虫を見ることができました。いわゆる樹冠という世界にも生態系ができあがっていることを実感しました。

↑すぐ間近まで伐採されています。
↑ほとんどの株が水没してます。
 
Cryptocoryne pallidinervia

以前から数回訪れているポイントですが、いつも辿り着くのが夕方でゆっくり写真を撮る暇がありませんでした。今回は正午前に入ることができましたので写真を撮る余裕がありました。

↑バークラヤ、クリプトコリネ・ロンギカウダ等と混植しています。
↑地面は田圃の泥のよう



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